うっ滞とは
うっ滞(GI stasis)とは、うさぎの消化管の動きが極端に遅くなったり、止まってしまう状態のことです。うさぎの腸は常に動き続けている必要があり、動きが止まると腸内のガスが溜まり、状態が悪化することがあります。
うさぎは体調不良を隠す動物なので、気づいたときには既に進行していることも少なくありません。日ごろの観察が大切です。
気になるサインを知っておこう
以下のサインが複数重なったり、数時間以上続く場合は、獣医師への相談を検討してください。
食欲・糞の変化
- 牧草やペレットを食べない、または食べる量が明らかに減っている
- 糞が出ていない、または極端に小さい・少ない
- 盲腸糞(やわらかい糞)を食べていない
行動の変化
- 動かずじっとしている、いつもより元気がない
- お腹を床にぴったりつけて伏せている
- お腹のあたりを気にして振り返ったり、かじろうとする
- 強い歯ぎしりをしている(不快感のサインであることがあります)
12 時間が一つの目安
うさぎが何も食べていない、または糞がほとんど出ていない状態が 12 時間以上 続いている場合は、かかりつけの獣医師に連絡することをおすすめします。夜間でも診てもらえる動物病院を事前に調べておくと安心です。
日常でできること
うっ滞の予防として特に効果的とされているのは、十分な牧草の摂取と適度な運動です。
- 牧草(チモシーなど)を常時たっぷり用意しておく
- 1 日 1〜2 時間、部屋の中を自由に動き回れる時間をつくる
- 水は新鮮なものを毎日取り替える
- 換毛期はブラッシングを増やして毛の飲み込みを減らす
この記事について
この記事は一般的な情報をまとめたものです。個々のうさぎの状態・診断・治療については、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。