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うさぎのうっ滞(消化管うっ滞)— 症状・原因・対処法

うっ滞はうさぎに多い緊急性の高い状態のひとつです。消化管の動きが止まることで命に関わることもあるとされ、早期発見と迅速な対応が重要です。

公開日: 2026年4月25日

うっ滞(消化管うっ滞)とは、消化管の動きが低下または停止した状態です。うさぎは嘔吐ができないため、消化管が止まると急速に状態が悪化することがあるとされています。うさぎの救急として最も多い状態のひとつです。

うっ滞のサイン

以下のサインが重なるほど緊急性が高くなります。

  • 食欲がない・牧草を食べない(最も早く現れるサイン)
  • 便が出ない・極端に少ない・小さい
  • お腹が張っている・硬い
  • 歯ぎしりが続く(痛みのサイン)
  • お腹を床に押しつけてうずくまる
  • ぐったりして動かない

食欲低下と便の減少が同時に現れたら、まずうっ滞を疑って状態を観察してください。

緊急度の目安

| 状態 | 対応の目安 | |------|----------| | 食欲低下のみ・便あり | 数時間様子を見る(悪化したらすぐ受診)| | 食欲なし + 便がほとんど出ない | 当日中に受診 | | 上記 + 腹部膨満・歯ぎしり | できる限り早急に受診 | | ぐったり・反応薄い | 今すぐ受診 |

主な原因

  • 牧草不足: 繊維質が減ると腸の蠕動運動が落ちる
  • 毛球: 換毛期に毛を大量に飲み込む
  • ストレス: 環境変化・痛み・恐怖体験
  • 水分不足: 脱水で消化管の動きが低下
  • 痛みによる食欲低下: 歯・関節・その他の痛みが二次的に消化管に影響

自宅でできること(受診前の応急)

  • 温かい場所(27〜28℃)に移動させる
  • お腹を優しくさする(ゴロゴロと鳴っているか確認)
  • 新鮮な水・好きな牧草を置いておく
  • マッサージや薬の強制投与は自己判断で行わない

状態が改善しない・悪化する場合は自己判断せず、早めに動物病院に連絡してください。

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> 注意: このコンテンツは一般的な情報をまとめたものであり、獣医師の監修を受けていません。うっ滞が疑われる場合は速やかに動物病院にご相談ください。

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