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牧草はなぜ毎日必要か — チモシーと腸と歯の話

うさぎにとってチモシーなどの乾草が欠かせない理由は、腸の動きと歯の摩耗に深く関わっているからです。牧草の選び方や食べさせ方のコツも紹介します。

公開日: 2026年4月21日

うさぎと牧草の関係

うさぎにとって牧草(乾草)は、毎日の食事の中心です。ペレットや野菜が好まれることもありますが、牧草の役割はそれらでは代替できません。

なぜ牧草がそれほど大切なのか、腸と歯という 2 つの視点から整理します。

腸を動かし続けるために

うさぎの腸は常に動いている必要があります。牧草の豊富な食物繊維が消化管の動きを助けており、牧草が不足すると腸の動きが鈍くなることがあります。

牧草はカロリーが低く繊維が多いため、うさぎが好きなだけ食べても太りすぎる心配がほとんどありません。「食べ放題」が基本スタイルです。

歯をすり減らすために

うさぎの歯は一生伸び続けます。牧草を横にすり合わせながら噛むことで、歯が適切な長さに保たれます。

ペレットや柔らかい食べ物だけでは歯が十分にすり減らず、不正咬合(歯が噛み合わなくなる状態)につながることがあります。

チモシーの選び方

市販のチモシーには 1 番刈り・2 番刈り・3 番刈りがあります。

  • 1 番刈り: 繊維質が多く硬め。歯の摩耗に向いており、健康なうさぎの主食に
  • 2 番刈り: やわらかく葉が多い。食いつきはよいが繊維量はやや少なめ
  • 3 番刈り: もっともやわらかい。高齢や歯のトラブルがあるうさぎ向けに使われることがある

まず 1 番刈りを試し、食べない場合は 2 番刈りと混ぜて慣れさせるところから始める方が多いようです。

食べない・食べ量が少ないときは

  • 牧草を入れる場所や高さを変えてみる(地面より少し高い位置を好むうさぎが多い)
  • 新鮮な牧草に取り替える(古いものより香りが強い方が食欲を引き出しやすい)
  • ペレットの量を少し減らして、牧草の比重を上げる

牧草をほとんど食べない状態が続くときは、歯や消化器系に問題が隠れていることがあるため、獣医師に相談してみてください。

この記事について

この記事は一般的な情報をまとめたものです。個々のうさぎの食事管理については、かかりつけの獣医師にご相談ください。

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